ジョジョリオン 最初から読み直したので改めて感想
ざっと1巻から通して読み直してみました。うん、結構読み飛ばしてたり、覚えてなかったりすることが多かったです。
思った以上に7部との繋がりが描写されてましたね。ジョニィはもちろんですけど聖なる遺体とか悪魔の手のひらとかが、名前だけ出てくるんじゃなくてちゃんとつながってたりとか。ルーシーも出てきたし。
オージローは再出演だったんだな・・・ド頭で出てきてたんですね。
結局岩人間は何だったのか？読んでるだけだと8部だけの特殊設定で、それの発生は物語に関わっているわけではなく、その世界に自然に発生したものということになってたと思うんですが・・・。
冒頭で呪いを解く物語だというモノローグがあって、最終巻でちゃんとまた呪いを解く物語と言ってますね。7部でも冒頭でジョニィが歩き出す物語だと言っていて、人間讃歌のジョジョのテーマはやっぱり貫かれていますね。
そして、最終巻の作者帯コメントにもありましたが、ラスボスの能力は「厄災」、そして主人公がそれを「Go Beyond(超えていく)」。
おそらく、作中でも東日本大震災と思われる災害から始まっており、それは「厄災」であり、しかしそれを「超えて」いけるというメッセージがこの8部だったということでしょう・・・。
スタンドの能力はなんていうかヒネったものばかりになってた気がしますけど、まぁそれは7部からそうだったし、それで話がつまらなくなるということはないし、デザインは相変わらずいいし、スゴイなーと思うところです。
結局、ホリィさんが助からなかったのだけはなんか釈然としないですけど、ロカカカはなくなっちゃったんで仕方ないのかな・・・。
完結前は謎が多すぎて途中でしっかり読む気を半ば失ってたんですが、完結してから改めて読み直すと「やっぱりジョジョは面白い」と思えました。
さて、9部？なのかわかりませんがJOJOLANDも楽しみですね！
