ガンプラやらなんやらを作ることにハマる10の理由
はてなブログ10周年特別お題「私が◯◯にハマる10の理由」
ゲームも好きなんですけど、自分はやっぱりなにか作ってるのが楽しいと最近思わされまして。きっかけはモデルガンの組立キットというものの存在を知ったからなんですが、何が楽しいのか?その理由をちょっと考えてみようと思いました。10個もあるかな?
1. 現実に存在しないもの・手に入れにくいものの所有欲を満たす
例えばガンダムとかは現実には存在しないですよね(お台場とかにはありますけど)。実銃なんかも日本においては所有することは難しいわけで。車、バイク、船、飛行機、城とかも手に入れられないわけじゃないけどそんなに気軽には手に入らないですよね。
そういうものが、本物(架空のものは何を持って「本物」とするのか難しいこともありますが)とぴったり同じとはいかないけれど、立体物として手元にある、というのが良いわけです。まぁ、これは自分で作らずとも完成品フィギュアとかでもいいわけですが。
2.出来上がっていくワクワク感
これが2位くらいの理由だと思うんですけど、自分で組み上げていくときちょっとずつ形になっていく感じがたまらんのですよね。ガンプラで脚だけできただけでも嬉しいですもん。まぁ、人型のロボットって脚と腕は左右対称で2つ作らないといけないのがちょっとめんどくさいと思ったりしますけど。
完成というゴールが明確なので、ゴールを想像しやすいのもワクワク感を増すのに一役買っているんじゃないでしょうか。
3.出来上がったときの達成感
シンプルだけどやっぱりこれが一番の理由。完成したときの達成感はなにものにも代えがたいです。手間がかかっていればいるほど、達成感・充実感は大きくなります。「どれだけ手間をかけるか(改造、塗装など)」を自分で決められるのもいいところです。
4.集中できる
作業中、自分はめちゃくちゃ集中してます。集中力つくと思います。細かい部品とかあると集中しないと組み立てられないこともありますし。集中してると他のこと考えないから、嫌なことを忘れられる瞬間でもあります。没頭できます。
5.手先が器用になる
そもそも器用だからそういうのが好きなんじゃないかって話もあるかもしれませんが、それはもう卵が先か鶏が先かってとこですし、なにか作ってれば必然的に器用にもなっていきます。手先が器用で悪いことなんてないですし、料理や裁縫なんかもそれなりにこなせちゃうようになって、興味の幅が広がっていったりもします。
6.自分で好きなように改造しやすい
完成品ってお値段高かったり、分解した後に元に戻したくなっても戻し方がわからなくなったりしそうで、改造しようとする精神的ハードルが高いと思うんですが、その点自分で組み立てるタイプのキットは元がバラバラだし、組立説明書が付いてるしでそういうハードルはだいぶ低くなると思います。
7.変形・合体とか
変形・合体させるだけなら別に完成品でも良いんですけど、やっぱり男子はみんな好きじゃないですか。作って楽しむ、完成した後も変形・合体させて楽しむ、一粒で2度美味しいみたいな楽しみ方もあるっちゃありますよね。
モデルガンは火薬を使って発火・排莢アクションを楽しめますし、完成まで&完成後も楽しめるってやっぱりお得だと思うんですよ。
8.完成品より値段が安い
組み立ての手間がかかってないから考えてみれば当たり前なのかもしれないですけど、自分で組み立てるほうがお値段的にもお得。もちろんそんな手間かけたくねぇよ!とか苦手だよ!って人のためにも完成品ってのがあるわけですが、組立の手間を楽しめるようになると、お値段も安く済むし組み立てる時間分長く楽しめるわけでコスパも良くなるんですね。
9.構造を考えるのが楽しい
これは特にモデルガン組み立てていて思ったことですが、ときどき思った通りに動いてくれないこともあったりします。そこで何が原因だ?って考えながらどう動いてるかを確認して、どうやらここが原因だってのをみつけて、ここをどうすればちゃんと動くか考えて実行して、上手く動いたときはガッツポーズしたくなっちゃいますよね。
達成感っていうことでもありますし、こういう考え方って他のところでも役に立つと思うんですよねぇ。
10.愛着が湧く
自分で組み立てるって、それだけでオンリーワンですからね。プラモデルは説明書通りに組み立てるだけなら見た目は同じものができるかもしれませんが、自分で組み立てたってだけで他とは全く違うように感じるから不思議なものです。さらなるオンリーワンを目指して塗装や改造もしたくなっちゃいますけど。
なんとか10個ひねり出しましたけど、やっぱり2、3が大きな理由でしょうね。
ガンプラは最近初心者にも組み立てやすいのもありますし、手は出しやすいと思います。
ペーパークラフトなんかは精密なものになればなるほど手間のかかり方がえげつないくらい増しますけど、そのぶん達成感はかなり大きいです。「これが紙で出来てるのか~」って自分でも思ったりします。
ゲームもアイテム入手やクリアなどお手軽に達成感が得られるものでもあります。通じるところがあるんでしょうが、成果が実物としてあるっていうのがゲームと決定的に違うところですね。
なにか作るならDIYとかの方が出来上がったものが役に立つしいいんじゃないの?ということもあるのかと思います。
もちろんそれはそうだと思いますが、自分の場合1の理由も大きいってことです。役には立たないんでしょうが、架空の兵器、実在する武器、それの模型であるというのが自分にとっては重要なんですね。
あとは多分道具とか作業場がDIYよりは小規模で済むとか(笑)。
そんなわけで「作ること」が好きな理由を考えてみました。考えてみて思いましたが、好きなことに理由なんかないなぁっていうのが本当の正直なところ。10個も無理やりひねり出した感じありますし(汗)。
これからも色々と作ってみたいと思いますが、「置き場所」という最大の敵がこの趣味にはいるんですよね・・・。