ゲームのリアルさと面倒くささ
最近 X4:Foundation というゲームをsteamで購入しプレイしているのですが、やれることが非常に多い反面、そこまで作り込む必要あるのかな・・・と思うことも多いゲームですね。
広大な宇宙で冒険したり戦闘したり建築したり出来るゲームですが、非常にやれることが多い上、細かく設定されていたり設定できちゃったりするもので、操作を覚えるだけでも一苦労です。
ありがたいことに公式にも認められたゲームプレイ動画があるので、それを見ながら参考にしつつプレイすることでなんとか進められていますが・・・。
物の売り買い一つとっても、需要と供給システムが取り入れられているため価格が変動し、自分が店で買物するんだったらあまり気にする必要はないですが、交易をしてお金儲けしようとするとその辺考えなきゃいけなかったり。
新しい艦船を買おうとしたときも、お金を払えばすぐ手に入るわけではなく、材料と時間が必要なんですね。
材料も購入したステーションに蓄えがあればそれが使われ、その中で収まればちょっと待つだけで済みますが、オーバーしてしまうとそのステーションが新しい材料を入荷するまで結構待たされることになったり。
おそらく自分で材料を自分で買い付けて、それを使ってもらうということも出来るんだと思いますが、そこまで出来るようになるにはまだまだのようで。
自分でステーションを建築したりも出来ますが、材料はもちろん必要だけど、建築船という船に作業してもらうことが必要だったり。
これはその辺飛んでる船に依頼することも出来るし、自分で建築船を持つことも出来ます。で、もちろん時間もかかります。
自分の艦船は一つだけではなくいくつも持つことが出来、それぞれに操縦士(NPC)や船員を雇うことが出来て、指示を出せたりします。
艦船の種類も小型、中型、大型、特大型とあり、さらに戦闘用、偵察用、貨物船、採掘船などなど色んな種類があるようです。
これを利用して自動的に交易させたりしてお金を稼げる・・・らしいのですが、そこまではまだまだです。
やっと2つ目の小型艦船を買ったところで、自分で操作しない方の艦船との艦隊の組み方や特定地点への移動の指示の出し方がわからなくて、数十分試行錯誤してたりもしました(汗)。
良く出来てるなぁと感心する反面、まったくもって万人におすすめできるゲームではありませんね(汗)。
チュートリアルもありますが、決して親切とは言えない内容(汗)。少なくともある程度の操作はわかっていないとチュートリアルすら進めないかも・・・。
やはりというかなんというか、開発しているのはドイツの会社。ドイツのゲームと言えばファーミングシミュレーターに代表される〇〇シミュレーターは結構有名かもしれませんが、ここまでめんどくさ・・・作り込むのは流石といったところ。
なんかだいぶネガティブに書いてしまった気がしますが、ハマる人はハマるやつです。そして私はハマっています。
このゲームをやっていると、ゲームでの「リアルさ」と面倒くささのバランスをとるのってすごく難しいんだなぁと思います。
例えばクラフト系でも、木の棒と石さえ揃えれば一瞬で石の斧ができるとか、ある程度の量の材料をどうやって持ち運んでるんだろうとか、疲労・排泄・睡眠の要素とか・・・。
いろんなクラフトゲームでいろんな要素がありますけど、一歩間違えればただめんどくさい要素ですもんね。
そう考えるとX4というゲームは、ゲームとして楽しめるギリギリのめんど・・・リアルさを攻めている気もします。決して万人にお勧めはできないというのは変わりませんけど(汗)。