ゲームの攻略本 紙で買うか電子で買うか?
古くからゲーム好きである私は、攻略本も大好きなわけです。
PS2くらいまでのゲームは、買ったら攻略本も買うのが私の中でのジャスティスだったんですけど、PS3あたりからでしょうか、洋ゲーが台頭してきたのも理由の一つではあったと思いますが(洋ゲーはそもそも攻略本が出ない)、インターネットでの攻略サイトというのが出てくると、そちらを利用する人が多くなり、だんだん紙の攻略本はなくなっていき、今では超有名タイトルにつき1冊とかそれくらいしか出ませんね。
そもそも最近はアップデートでゲームの内容が変更になったりすることもあって、情報がアップデートされない紙の本は確かに需要がないものであるのは理解できます。
昨日のバイオハザードの話とも少し関連しますが、過去作の攻略本なんかをAmazonとかで検索すると、比較的最近のものは電子化されているんですね。
確認した限りバイオハザードでは5、6、RV1UE、1HD、0HD、RE:2の攻略本が電子でも購入できるようでした。
そう言えばコロナ渦であつ森の攻略本に大行列、みたいなニュースもありましたねぇ・・・。現在はあつ森の攻略本も電子化されているようですが。
なんていうか、私にとってゲームの攻略本っていうのは、ゲームの攻略情報を得るっていうのはもちろんですけど、ゲーム自体をプレイしていないときでもゲームの世界に浸るためのアイテムでもあるんですよね。
そうなってくると、正直電子だとちょっと違うなぁと思ってしまうんですよ。
私にとっての紙の本の魅力っていうのは、その1冊に、その紙の一塊に一つのテーマにおける情報が詰まっている、というものなんです。その「本」に自分の好きなものの情報が「一つのテーマに沿って」キッチリまとまっている感じ。わかりますかねぇ。説明が難しいんですが。
で、それが電子だと、タブレットやスマホの中の一つのアプリの中にあるデータの一つに過ぎない、と感じてしまうわけです。
だから電子だと読んでいてもその世界に浸れないというか、味気なさを感じてしまうわけです。
他にも、電子だと「この辺に書いってあった!」って言ってページを感覚で探す、みたいなことができないのも少し不便かなと思います。
あとは図とか写真とかが多い本では、いちいちピンチアウトやピンチインの操作をしないといけないのもちょっとめんどくさい。
なので、電子に向いているのは、最初から最後まで順番に読んで、図とか絵とかがほとんどないような本じゃないかと思うんです。小説の文庫版なんかはまさにぴったりだと思います。
でも攻略本はその真逆ですからねぇ。やっぱり紙で欲しいんだなぁ。