物欲の鬼の独り言

面白いものとか役に立つものとかをいろいろ紹介したい。あとは趣味の話を垂れ流し。雑談のカテゴリーはただの独り言です

PSVitaの使いみち

もはや「携帯ゲーム機」というのはスマホとSwitchの携帯モードに取って代わり、携帯ゲーム機という概念そのものがなくなっていっているような感じさえする昨今。

 

最後の携帯ゲーム専用機と言ってもいいPlaystation Vita。うちには初期型と後期型が1台ずつあります。

もはやVita専用ソフトは持っていません。いやまぁDL版で何本か買ったのは残ってますが、パッケージソフトはありませんということです。

 

そもそもこのVitaくん、出た当時は色々迷走してましたね。

 

これ以前にDL専用PSPであるPSP goというのもありました。覚えてる人がどれくらいいるでしょう?ちなみに私は持ってます。もちろん稼働してませんけど(汗)。思えばここからSONYの携帯ゲーム機の迷走は始まっていたのですね。

 

初期型のVitaは、Wi-fiにつなぐのはもはや標準装備になりつつあった当時に、なんと専用のモバイル回線でインターネット通信ができる代物でした。

独自のSIMの契約が必要でしたが、珍しい物好きの私はとりあえず安いプランで利用していましたね。

詳しい使い心地なんてもう覚えてないですけど、解約の電話をしたのを覚えているので、まぁそういうことなんですよ(笑)。

ついでにいうと、解約するのもちょうど更新の月にしないとアホみたいな解約料金取られるんですよあれ。だからタイミング見計らって電話したのを覚えています(汗)。

 

ゲーム機には時々ある、何に使うのかわからない謎の端子も初期型にはありました。結局なんかに使ったんですかあれ?私は一度も使ってません。

 

このモバイル回線と謎端子は後期型ではバッサリ削られてました。まぁつまりそういうことです(笑)。

 

それと、これは初期型も後期型も両方なんですが、SDカードのようないわゆる外部記憶媒体が専用のものでした。しかもお値段めっちゃ高い。しかし、DL専用ゲームが増えてきたり、DL版が市民権を得始めてきた頃でもあったので、それがないとお話にならないという。

SONYってそういう独自規格好きですよねぇ・・・家電とかでも。だからSONYの家電製品って手を出しづらい。大成功と言えるのはMDくらいなんじゃないですか?

 

私は持ってなかったですけど、Vita TVというのもありましたよね。

これはVitaのゲームをテレビでもできるようになるってものなんですけど、結局これ携帯機の方のVitaとは完全に別物として売り出されましたからね。

今のNintendo Switchに繋がる考え方ではあったのかもしれないですが、すでに携帯機を持っていると手を出しづらいし、PS4と同じゲームが出ることも多く、TVでやりたいならPS4のほうがいいし・・・という中途半端なものであったのは否めません。

 

そして最大の残念ポイントはモンハンが出なかったことですね・・・PSPで爆発的な人気を博したモンスターハンターポータブルシリーズ、Vitaの画質でできる!と期待していたら、出たのはFだけだったという・・・。

 

あとは背面タッチか。結局あれを有効活用できてたゲームを私は見たことないです。

 

 

とまぁ、ポテンシャルはあったはずなのに微妙な部分しか思い出せないVitaくんですが、有用な使いみちが2つあるんです。

それがリモートプレイとアーカイブス。リモートプレイはPS3にも4にも対応しています。

PS4が本体のないところでプレイできるのは非常に便利です。物理ボタンが足りないんですが、そこに登場するのがタッチパッド。背面も前の画面もタッチパッドで、それの4隅がそれぞれ違うボタンとして割り当てられるんですねぇ。

ただ、ゲームによって足りないボタンの配置がタッチパッドのどこになるかは決まっていて変更できません。

正直、前面の下隅2箇所以外はタッチじゃやりづらいです。そこで登場するのがアタッチメント

 上が前面と背面の上2箇所をボタン化するもので、下が背面の4箇所をボタン化するアタッチメントです。もうAmazonだと下のやつはすごい値段になってますね・・・。

 

前面と背面をフル活用するゲームは(おそらく)ないので、この2つのうちどちらかを使えば快適にプレイできるはずです。ボタン配置によってアタッチメントを変える必要がありますけどね。

 

アーカイブスは流石にPS2のものはできませんが、PS1のものであればほぼプレイでき、ポケットステーションに対応しているソフトはそれも遊べます。

往年の名作を携帯機で手軽にプレイできるのは、思った以上に嬉しいものなんですよね。

 

果たして今後携帯ゲーム機が巻き返すことはあるんでしょうか・・・ないかなぁ・・・

うちのVitaくんは細々と頑張ってくれています。決して失敗作じゃないよ君は。うん。