心が荒んだときに
読む話があるのですが、星新一氏の「ある夜の物語」という話。
星新一といえばショートショートの神様とも言われるほど有名ですよね。私も読み漁ったことがあり文庫本も結構持っているのですが、「ある夜の物語」は短いながらも涙腺を刺激してくるお気に入りの一遍です。
ネタバレを極力避けつつどんな話なのかを説明すると、登場人物は3人の男と一人の少女、そしてサンタクロース。一人寂しくクリスマスイブを過ごしていた男のところにサンタが現れ、願いを1つ叶えてあげる、と男に告げます。そこから始まる小さな幸せの連鎖の物語です。
個人的に1番好きなのは最後の一文です。心が暖まります。
「未来いそっぷ」という文庫本に載っています。興味を持たれた方は是非読んでみて下さい。